2021.09.08
修理
【修理事例】コントロールアンプ Accuphase C-230
【修理事例】コントロールアンプ Accuphase C-230
T様より修理のご依頼を頂き、無事に修理完了致しました。
- 品名
- コントロールアンプ
- メーカー
- Accuphase
- 型番
- C-230
- 不具合症状
- プリアンプのSWやバランスボリュームのガリが気になるのと、ステレオにならないので、修理をお願いし、併せて清掃をしていただけたらと依頼いたします
【診断内容】
- 各種接点に接触不良があり、ガリや切り替えノイズなどの動作不良がある。
- PHONOのLch の出力MOSFETが異常発熱する。
- 内部検査でコンデンサー類の劣化が検出されました。
- 測定
【原因】
- 各種接点類の経年劣化による汚れ。
- バイアス回路の電流調整用半固定ボリュ-ムの断線。
- フィルムコンデンサ-8本の経年劣化。
- –
【処置内容】
- 当該接点類の洗浄クリ-ニング及び接点復活剤処理にて対応しました。
- 当該ボリュームのL/R両チャンネル共交換し、再調整することで対応しました(Rch は予防)。
- 当該コンデンサーの交換を実施しました。
- ・最大出力 フラットアンプ:12V/PHONO:19V
・歪み率(5V出力時) 20Hz:0.0018%/1KHz:0.0012%/20KHz:0.0017%
・PHONOひずみ率(1KHz/5V出力時) MM:0.00055%/MC:0.0017% (RECOUT)
ご依頼の不具合について、上記の通り診断・修理を行い完了致しました。
想い入れのある機材の故障でお困りの方、まずはお気軽にご相談ください。