2021.09.01
修理
【修理事例】CD/MDコンポ SONY JDM-7
【修理事例】CD/MDコンポ SONY JDM-7
T様より修理のご依頼を頂き、無事に修理完了致しました。
- 品名
- CD/MDコンポ
- メーカー
- SONY
- 型番
- JDM-7
- 不具合症状
- CDラジオ問わず、聞いていると音が止まってしまう。
【診断内容】
- 高温時に音が止まる事がある(狭空間での試験結果/音以外の機能は正常)。
- カセットデッキ高音低下、トレー開閉遅い、走行遅い。
- スピーカーネットの装着足が一本折れている。
- CDトレーが勝手に開閉することがある。
- その他
- 測定
【原因】
- レシーバーユニッ内のトの多大な埃による温度上昇での回路保護動作及び基板ハンダの劣化多数。
- ヘッド及び走行系汚れ、トレー開閉ベルトの劣化、経年劣化に依る速度低下。
- 外部応力に依るスピーカーネット足折れ(プラスチック)。
- トレー駆動ベルトの劣化及び検出スイッチの接触不良。
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【処置内容】
- レシーバーユニットの内部クリーニング及びハンダ修正(総分解にて実施)にて対応しました。
- ヘッド及び走行系のクリーニング、当該ベルトの交換、メカ系のメンテナンスにて対応しました。
- 二酸化エチレンによるスピーカーネット足、PS材の接着とワイヤー骨挿入による補強にて対応しました。
- 当該ベルトの交換及びスイッチ接点のクリーニング、CDユニットのメンテナンスにて対応しました。
- MDデッキのメンテナンス(内部クリーニング、メカ/レンズ洗浄、油脂交換)を実施しました。
- ・CD-RFレベル:1.08Vp-p ・CDプレアビ確認:OK ・テープ走行調整/ヘッドアジマス左右:OK
ご依頼の不具合について、上記の通り診断・修理を行い完了致しました。
想い入れのある機材の故障でお困りの方、まずはお気軽にご相談ください。