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越境ECは⽂字通り、国境を越えたEコマースでの販売です。
プラットフォーマーの提供するサービスを利⽤するか、⾃社でサイトを構えて販売するか、⼤きく分けると、その2種類に分類されます。
プラットフォーマーの代表例としては、amazon、ebayやアリババ、shopee、⾃社サイトでいうと、shopifyなどが挙げられます。
今回は、越境ECの始め⽅や注意点をご紹介します。
01 越境ECの良いところ
⽇本国内は少⼦⾼齢化が進んでおり、⼈⼝は減少基調にあります。
⼀⽅、世界全体で⾒ると、⼈⼝は増加基調にあり、越境ECを利⽤すると、全世界のお客様にリーチすることができます。
例えば、中古品などでも、⽇本だと売れないが海外だと売れる。なんてことも珍しくありません。
かつてのMADE IN JAPANは今、USED IN JAPANとなっており、品質がブランド化しています。
また、世界の国では⽇本よりEC市場が伸びている国も多くあります。スマートフォンの普及もそれを加速させているかもしれません。
02 越境ECの始め⽅
まずはアカウントづくりからです。例えば、ebayだと以下の通りです。
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Step01
eBayのアカウントを作成する
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Step02
Payoneerでアカウント作成する
Payoneerはebayの 決済管理システムです
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Step03
eBayとPayoneerのアカウントをリンクさせる
※詳細は各プラットフォームでご確認ください。
03 越境ECでの出品⼿順
Ebayの場合は以下の通りで、国内販売と基本的には変わりません。
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Step01
商品のニーズ調査(プライス)
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Step02
商品情報作成(⽂章)
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Step03
商品画像撮影
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Step04
商品データ作成(⽂章と画像をまとめる)
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Step05
送料設定 (発送可能エリア(国)を選定し、 商品に合わせた送料を設定する)
※ebayには商品の過去の販売実績や、現在の販売状況を調べる仕組みがあります。
04 越境ECの注意点
越境ECにおける注意点を以下に掲載いたします。
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注意01 為替の概念
円安、円⾼などという⾔葉を⽿にされたことがある⽅も多いと思います。越境ECにも⾮常に影響があります。
少し極端な例で⽰させていただきますが、ドルでの取引の場合、1ドル100円の場合と、1ドル200円の場合、⽇本円に直すと倍の違いが出ます。
つまり越境ECにおいては、円安になればなるほど、ドルから円に変換した際の収⼊が多くなります。 -
注意02 海外発送の梱包について
国内での発送に⽐べて、海外への発送は送料が⾼くつきます。
⾼い送料はお店のユーザーにとっても負担となるため、できるだけ、送料は安くなる⽅法を考える必要があります。
商品より送料が⾼い、という状況も発⽣しかねません。
また、海外の宅配事業者は⽇本ほど、モノの取扱いが丁寧でない、と⾔われており、国内向けの梱包をしたアイテムをさらに段ボールに⼊れる(⼆重にする)などがスタンダードです。なれないうちは時間がかかるポイントです。 -
注意03 海外発送の送料設定について
越境ECを始めるにあたり、国内での販売と⽐べ特に労⼒のかかる部分と⾔えます。
重量やサイズによって宅配業者を使い分けたり、税関の厳しさや、事故発⽣率など、様々な要素について考える必要があります。
さらにebayの場合、エリア分けされたエリアの中でさらに詳細なエリア・送料設定、都度のメンテナンスも発⽣します。 -
注意04 海外との時差、商習慣の違い
当然、海外と⽇本では時差があります、お客様対応もすべてリアルタイム、は難しいと思いますので、時間を決めて、何時から何時までは対応する、などの⽅針を決めると良いと思います。
また、返品に対する考え⽅など、⽇本国内と海外で異なる点もありますので、商習慣の違いにも慣れる必要があります。
05 越境ECを始めたいけど、 めんどくさそうだ、とお感じの⽅へ
国内よりはるかに⼤きいマーケットに対してのビジネス展開は魅⼒的です。ただし、楽をして利益が出る訳ではありません。
実際に、はじめてみたものの、中断する企業様がいることも事実です。
越境ECを始めたいが、少し躊躇してしまう、そのような企業様には、 をおすすめいたします。
商品データ作成から、商品出荷までのフルサービス 出荷代⾏サービス など、お客様のニーズに合わせて、カスタマイズさせていただきます。
カメラ、ホビーなど海外へ販売すると有効なアイテムはたくさんあります。
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